
ひとり親家庭に支給される児童扶養手当(母子手当)。
物価の変動に応じて毎年少しずつ金額が変わっているのですが、2018年(平成30年)以降でこれまでと大きく変わる点が2つあります。
現行の児童扶養手当の金額はこちらの記事にまとめています。
いまも児童扶養手当の支給を受けている人は、今後もらえる金額がどう変わるのか?
離婚するかもしれない人も、支給を受けるに当たっての基本的なところをチェックしてみてくださいね!
2018年8月、所得限度額の見直しで、全額支給される人が増える!
冒頭に書いたように、児童扶養手当は物価の変動により、ここ数年は少しずつ金額が上がっているようです。これはありがたいですよね!
2018年8月からは、所得限度額が緩和され、全額支給される年収の範囲が広がります!
ひとり親家庭に支給する児童扶養手当について、厚生労働省は18日、満額受け取れる所得制限の基準を引き上げることを決めた。子ども1人の家庭の場合、年収130万円までから160万円までにする。満額支給の対象は約15万人増えることになる。2018年8月支給分から実施する。
国の予算のことは詳しく分かりませんが、私たちひとり親家庭のために使われる税金が増えるということですよね。
とても有難い反面、手当をいただける間はしっかり家計を管理しながら、いつか手当の支給が終わっても自分で生活できるようにならないとな! と、改めて感じました。
2019年度、年3回 → 年6回の支給を検討!
現在の児童扶養手当は4月、8月、12月、年3回の支給です。
これが2019年度から、年6回 つまり 2ヵ月に1度の支給に変更することが検討されているそうです!
4カ月に1度だと、家計簿をつけたり、通帳の預金残高を見たりしても、本当に貯金できてるのかな…?と心配になることがあります^^;
低所得のひとり親家庭向けの児童扶養手当について、厚生労働省は十三日、支給方法を見直す方針を決めた。現在は四カ月ごとにまとめて支給しているが、二カ月ごとにすることを検討している。小まめに受け取れるようにすることで、家計管理を手助けするのが狙い。自治体のシステムを改修し、二〇一九年度にも開始したい考えだ。
これは色んなメリットがあるんじゃないかな。
- 家計、貯蓄の把握がしやすくなる。
- 支給額を一度にたくさん使ってしまうことを抑止できる。
- 毎月の支払いが無理なくできるようになる。
こまめに受け取れるようになると、毎月の予算も立てやすいですよね。
一時的に家計が赤字になって、支給されるまでもつか心配…ということも少なくなればいいな、と思っています。
まだ検討中のようですが、決定されるといいですよね。
支給金額や支給方法が変わると、ダイレクトに家計に影響が出るはず。
私自身は引っ越しも控えていて、実は家賃(固定費)が若干上がることが決まっています。。
行政の変更もあることだし、家計の見直しが必要な時期なのかもしれませんね。