夫からモラハラを受けている!と自覚しはじめると、次に出てくる課題は「モラハラを証拠に離婚できるのか?」ということです。

今回は、モラハラの証拠がどれくらい離婚に役立つのか、離婚するために効果的なモラハラの証拠はどのようなものかについて、私の経験も踏まえて解説していきます!

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経験談:モラハラで弁護士に相談してみて分かったこと

私も元夫のモラハラがきっかけで、別居中に地元の弁護士を探して契約しました。

結果的に、私の弁護士選びは失敗だったかなと思っています。(機会があれば記事にしたいと思います)

経験の多いベテランの方を最初探していましたが、

同年代くらいの方のほうが、もしかして熱意を持って向き合ってくれるのかな、と色々思い直してしまい

30代くらいの弁護士さんの方にお願いしました。

「モラハラの証拠があるから離婚できる」わけではなかった

弁護士を実際に雇って、モラハラについて色々相談してみた経験から感じたのは、モラハラの証拠さえつかめたら、離婚が可能になるのかというと、必ずしもそうではない、ということでした。

色々な出来事を、何枚もの紙にプリントしたもの、暴言などの音声データ、できる限り提出しましたが

その証拠になるものを上手く活用してもらえていない、という印象でした。。

まぁ、このへんは弁護士さんの力量によるところも大きいのかな。

 

明らかな身体的な暴力や不貞行為があれば、それだけで相手に非があることを誰もが認めることになります。

でも、モラハラの場合はそうではない、と知りました。

それでも、私は最後まで離婚の意思が揺らぐことはなかったです。

3回目の調停でようやく調停委員を味方につけることができ、離婚の合意を得ることになりました。

モラハラ夫との離婚が認められるための、たった一つの条件とは?

モラハラによる離婚問題で、調停委員や弁護士などが、「これは夫婦関係が破たんしているな」と判断するポイントは、どこにあるのでしょうか?

モラハラ行為は法律で裁けない、という現実

現在、民法770条で定められている離婚原因は、以下の5つです。(離婚にお互いの合意がある場合は該当しません)

民法770条「夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。」

  1. 配偶者に不貞な行為があったとき。
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  3. 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

 

「モラルハラスメント」というキーワードは、どこにも出てきません。

離婚の訴えを提起することができる = ”離婚したいって言うのは自由だよ。” と言われているのにすぎないんですよね。

それじゃあ、モラハラの行為を受けたからといって、離婚は認められるの?

「必ず離婚する」という覚悟

モラハラによる離婚問題で、調停委員や弁護士などが、「これは夫婦関係が破たんしているな」と判断するポイント。

それは、夫婦のどちらか一方が、婚姻関係を続ける意思を全く持っていないということです。

これは本当にそうだと思います。

いくら辛い思いをしていて、その証拠をたくさん集めても、離婚を迷っているうちは離婚できません。

離婚の意思が固いというのは、夫婦関係が破たんしているという事実を証明するための、一番の証拠になるようです。

離婚までにどれくらいの期間がかかるかは、ケースバイケースですが、本当にモラハラ夫から解放されたいと心から願っているのなら、もう元には戻らない、必ず離婚するんだという覚悟を伝え続けることが必要です。

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実践!モラハラの証拠の集め方・集めた証拠の伝え方

離婚するという固い意思を伝えることは大切ですが、まず第一に、モラハラ行為を受けたという事実を証明するための証拠集めをはじめましょう。

日記やメモに書きとめる

オーソドックスなやり方ですが、まず最低限の記録を文章に残します。日付と、モラハラ行為を受けたときの状況や言われた言葉など記録してください。

リアルタイムでブログなどに投稿していた、送られたメールやLINEの画面のスクリーンショットなど。

過去の記録がない場合でも、過去にあったことをできるだけ詳しく思い出して、記録しておきましょう。

私の場合は当時、mixiというSNS内で日記を書くことが多かったので、そこから抜粋したものをまとめて、弁護士に提出しました。

会話を録音する

実際の音声などはまさに有力な「動かぬ証拠」です。最近はスマートフォンで録音機能や録音アプリを使うことができます。

しかし、突然怒り出したモラハラ夫の前で、スマホを取り出して録音ボタンをタップするというのは自爆行為。

私も最初はiPhoneに入っていた「ボイスメモ」という機能を使っていましたが、話し合いの最中にスマホをいじってるだけでも、ほんと何言われるか分からないので、怖くなってやめました。

そこで、私が使い始めたボイスレコーダーはこちら。

Amazonでボイスレコーダーを探している時にふと見つけました。万が一見つかってしまっても、これならどこからどう見てもボールペンです。

しかも、ボールペンのノックする部分を長押しするだけ録音が開始される!

ポケットから取り出すことなく、ここぞというときにそっと録音できました。

録音データはパソコンに取り込んで、USBメモリにまとめてから、弁護士に提出しました。

ただ、ボールペンの書き味については、正直、文房具屋さんに行けばもっと書きやすいものはたくさんあるかなぁ。

でもまぁ実際に書けますし、ボイスレコーダーとしては本当に優秀で、おすすめです。

受けた行為そのものだけでなく、相手の人格や自分への影響を訴える

先にも書いてますが、モラハラ行為は法律で定められた離婚理由の中にはありません。

「○○された」「△△と言われた」という詳細なエピソードをただ挙げていくだけでは、題材が決まっただけにすぎません。

この題材から、もう夫婦関係を続けられない理由までを説明できるような資料として作りこんでおきましょう。

大まか流れは、以下のような手順でまとめたら良いと思います。

  1. 夫から言われた言葉やされた事を日記やメモ、録音データをまとめる
  2. その言動から、モラハラの人格だと考える
  3. 夫のモラハラ人格でどのような影響を受けたか(傷ついた、心身の不調など。医師の診断書がある場合は証拠として強いです)
  4. 今後夫婦としてやっていくことができない

弁護士は選べても、調停委員は選べない!

調停委員の中には、できるだけ離婚せずに夫婦円満を好む人、モラハラについてそれほど知識のない人など、色々な人がいますが、残念ながら選ぶことはできません。

夫から受けた言動だけを訴えても、「ああ、これはモラハラの特徴だな」と認識してくれる人ばかりではありません。

そういった意味でも、あなたが夫のモラハラによって精神的な苦痛を受けているということを誰にでも分かりやすく伝えるように、心がけてくださいね。

 

まとめ

最後にポイントをまとめます。

  • モラハラは法律上、離婚理由に定められていない
  • モラハラの証拠があるだけでは離婚できない
  • 離婚の意思が固いことを伝え続ける
  • モラハラの事実を音声・文字・画像で記録する
  • モラハラによって苦痛を受けたこと・結婚生活を続けられないことを訴える

本当に苦しんでいる人が、何か行動を起こせるきっかけになればうれしいです。

▼離婚、モラハラ問題は専門家に相談しないと証拠をとっても上手く活かしてもらえないです。
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